黒部峡谷の大自然によって磨きぬかれたピュアな温泉は、女性やお子様の肌にもやさしい微弱アルカリ性。黒部川上流約7.5kmの黒薙より届く源泉は当館に届いた時点でも60度以上と高温です。
指の間をすり抜ける絹のような「トロリ」とした独特の感触を持つお湯が体中を包み込み、入浴中は「つべつべ」(富山弁でつるつるやすべすべの意)、あがってからは「しっとり」、お肌の感触を楽しんでしまうほど。美肌効果が高く、化粧品などにも配合されているメタケイ酸を多く含んでいるから納得です。もちろん湯治にも最適。種々の効能が確認されている温泉成分が、じんわりじんわりとお肌にとけこんでいき日頃溜まった疲れやストレスをやんわりと取り除いてくれます。
温泉は人の肌が触れるもの。温度調整を機械まかせにはできません。日々の気温や気候の変化によってお湯の温度だけではなく人肌も常に変化します。浴槽の隅々までその時々の入浴に最適な温度調整を、長年の経験と知識を持つ熟練スタッフが随時湯温を確認し、全て手動で行っているのです。延対寺荘のお湯の温度調整は、温泉を知り尽くした宿だからこそのこだわりです。